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【必見】資料、預金残高書類改ざんのTATERU。実態はどう?!

こんにちは!
管理人のhorishinです。

あなたは、「TATERU(タテル)」という会社をご存じですか??

かぼちゃの馬車問題のスマートデイズに続き、「預金残高を改ざん」したり「レントロールを偽装」して、金融機関に資料を提出していたことが発覚し、問題となっている不動産会社です。

実はhorishinも、3年ほど前にTATERUからの物件購入を検討したことがあります。当時は「TATERU」という社名ではなく「Investers Cloud(インベスターズクラウド)」でした。

Facebookでも広告がよく表示されていました。キャッチフレーズは、「年収300万円が年収3000万円にアップするアパート経営」でした。

実はこの年収3,000万円、
単なる家賃収入で、
キャッシュフローではないのです。

TATERUから提案を受けたとき、「この家賃収入って、キャッシュフローじゃなく家賃収入ですよね? キャッシュフローは結構少ないですねぇ」と話すと、営業マンが苦笑いしていたのをよく覚えています。

結果、TATERUのアパート経営は全く魅力的に思えず、購入に至りませんでした。そういった中、TATERUの甘い謳い文句に惹かれて、多くの投資家が購入しているのも事実です。

horishin
horishin
実際、TATERUの物件を購入してしまい、horishinに個別相談を申し込まれる方が最近増えてきました。

TATERU問題は、色んなサイトで取り上げられていますが、当ブログでは、少し違う視点で「TATERU」の実態に迫りたいと思います。

そもそも、TATERUが提案するアパート経営はアリか

結論から申し上げると、
horishinは「ナシ」と考えます。

前述した通り、TATERUがアピールする「年収3,000万円」は単なる家賃収入であって、キャッシュフローではありません。当時horishinが提案を受けたアパートのキャッシュフローは、満室想定でもほとんど手残りがありませんでした。

horishinと営業マンで、こんなやりとりがあったのを覚えています。

horishin:この収支計画書だと、1部屋空室でキャッシュフローがほとんどゼロになっちゃいますよね。営業マン:弊社のアパートは凝りに凝ったデザイナーズアパートで平均稼働率は96%を超えます。キャッシュフローは、ほとんど満室近くの方がほとんどです。

horishin:仮にこの収支表を正しいとしましょう。このキャッシュフローでは、キャッシュが全て大規模修繕で消えてしまいませんか?

営業マン:大規模修繕が発生する10年以内に、売却すれば大丈夫ですよ。

horishin:。。。。

というわけで、TATERUのアパート経営は、horishinは何の後悔もなく見送りました笑。

そもそも、収支シミュレーションに広告費や修繕費も盛り込まれていないので、想定する収支が得られず苦しまれている方は、相当数いらっしゃると思います。

horishin
horishin
現に、(上でも書きましたが)horishinに個別相談を申し込まれる方のうち、TATERUから物件を購入して困っている方が一定数いらっしゃいますね。

TATERU問題の本質は、融資資料改ざんやレントロール偽装ではない

前述の通り、TATERUはキャッシュフローをほとんど生まない物件を売っていたことに問題があるのです。
完全に金融機関もそれをわかった上で、融資を斡旋していたと思います。そんな状況でも上場できたことは驚かざる事実です。上場の基準もあいまいなものですね。

仮にTATERUがキャッシュフローを潤沢に産む、ちゃんとした物件を売っていたなら、資料改ざんやレントロール偽装の問題は明るみに出ることはなかったのではないでしょうか。

顧客にメリットがない物件を売り続けてきたことで不満を持つ投資家が増え続け、かぼちゃの馬車問題を機に、その中から実態をリークする投資家が出てしまったのだと思います。

とはいえ、TATERU物件を購入されて困っている方もいらっしゃると思います。私は、TATERU関係で一定数の相談を受けていますので、これまでの自身のノウハウに加え、他の方の状況や改善策を、開示できる範囲でお話できると思います。