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「ありがとう」を口癖にして、あなたも周りの人も幸せにしよう

こんにちは!
管理人の、horishinです。

今日は「ありがとう」を口癖にすることで、前向きな性格と幸せな気持ちを同時に手に入れよう、というお話です。

きっと、あなたも普段から「ありがとう」という言葉をたくさん使っているでしょう。

ただ、あなたが「ありがとう」を使うときって、誰かに何かをしてもらったときだけではないですか?
感謝の気持ちを込めて使うことがほとんどですよね。

実は「ありがとう」という言葉は、感謝の気持ちを伝えるとき以外にも使ったほうが良いんですよ。

ありがとうを感謝のとき以外にも使う

誰かに何かをしてもらったときに使う「ありがとう」という言葉。
言われた人だけではなく、言った人自身も幸せな気持ちになりますよね。

今日お話ししたいのは、言った人、つまりあなた自身が「ありがとう」をうまく利用してしまおうということです。

具体的に、どんなときに使うと良いかというと、嫌なことがあったときです。

嫌なことがあったのに「ありがとう」を使う理由とは

嫌なことがあったときに「ありがとう」なんて言えるわけがない。あなたはそう思ったかもしれません。

もちろんあなただけではなく、この記事を読んでいるほとんどの方がそう思ったことでしょう。

それが分かっているのに、なぜ嫌なことがあったときにも「ありがとうと言おう」と私が勧めているかというと、人は発言した言葉に対して理由を探そうとするからです。

つまり、「ありがとう」と言ってしまえば、「ありがとう」と言った理由を探そうとするのが、人間が持っている性質の1つなのです。

その性質を利用しちゃおうということです。

私たちは自分の発した言葉の理由を探す

私たち人間は、自分の発した言葉に対して理由を探そうとします。

例えば、「楽しい」と言えば楽しい理由を探しますし、「つまらない」と言えばつまらない理由を探そうとするのです。

あなたも、言葉として「面倒くさい」と言ってしまったために、本来そこまでではなかったのに、本当に面倒くさくなったことってありませんか?

これも、言葉に出したことで面倒くさい理由を探してしまったからです。

だったら、その性質はプラスに利用してしまったほうがいいですよね?

  • 嫌なことがあったとき
  • イライラしているとき
  • 何かに失敗してしまったとき

このようなマイナスの感情のときにも「ありがとう」を使ってください。

あなたの脳は、「なんでありがとうなんだろう?」と、勝手に理由を探してくれます。

人間は言ったことを正当化させたい

なぜ発言した言葉の理由を探そうとするかというと、私たち人間は自分で発した言葉を正当化させようとするからです。

例えば、不運なことに交通事故にあって車が大破してしまったとしても、「ありがとう」と言うと、

「車はもう乗れそうにないけど、生きていることができて良かった」

のように、その言葉を正当化するために理由を探してくれるのです。

逆に「ふざけんなよ!」と感情のままに言葉を発してしまうと、ずっとイライラした気持ちは続いてしまいます。

嫌なことがあれば嫌だという言葉を使ってしまうのは当然です。
なので、普段の生活の色々な場面で「ありがとう」を使うところから、当たり前の習慣にしてしまいましょう。

「ありがとう」が習慣になることで得られるメリット

ありがとうを使うのが習慣になると、とても大きなメリットがあります。

それは、前向きに考えるのが当たり前になることです。

前向きに考えるのが良いことだというのは、おそらくあなたも何度も聞いたことがあるでしょう。

とはいえ、そう簡単ではないですよね?

前向きに考えようと思っても、実際に嫌なことや辛いことがあると、どうしても後ろ向きな考えになってしまいます。

ですが、普段から「ありがとう」を口癖のように使っていると、自然と前向きな考えが身についてしまいます。

頑張って常に前向きに考える人になろうとするのは大変です。ですが、「ありがとう」を習慣にするのは、そこまで難しくはありません。

ぜひ「ありがとう」という言葉を利用して、前向きな自分も手に入れてください。

今までと同じように嫌な言葉を使ってしまうと

嫌なことがあったとき、今までと変わらず感情のままに嫌な言葉を使ってしまうと、どうしても卑屈になってしまいます。

卑屈になって、いつもマイナスにしか考えられなくなると、仮に良いことがあったとしても、

  • どうせまたこのあと嫌なことがある
  • こんなとこで運なんて使いたくない

と考えてしまうのです。

このように考えてしまうと、脳はその言葉を正当化しようとしてしまうので、さらに嫌なことが起きてしまうでしょう。

あなたの近くにも、いつもイライラしている人っていませんか?

その人は、普段からイライラすること、腹の立つことを探すのが習慣になってしまっているからなんですね。

まずは心の中で「ありがとう」と言うことから始めよう

「ありがとう」を習慣にしたほうが良いのはわかっても、なかなか口には出しづらいという方もいるでしょう。

もしあなたもそうであれば、まずは心の中で言ってください。
そして、慣れてきたら少しずつ実際に口に出すようにしてみましょう。

嫌なことがあったのに「ありがとう」は、なかなか最初は言えないかもしれません。それは当然のことです。

ただ、言ったほうが良いことは今日知りましたよね?

まずはそれだけで十分です。
必ず自然と「ありがとう」が出てくるようになります。

習慣になれば、いつの間にか前向きな自分を手に入れることもできてしまいます。

そして、前向きなあなたといる人は、間違いなく幸せですし、あなたと同じように「ありがとう」が習慣になっていくことでしょう。

近い将来、あなたの周りには前向きで幸せな人ばかりになるはずです。

そのための第一歩が、あなたが今日から始める「ありがとう」です。